平成30年度活動報告

第28回日本外来小児科学会年次集会
ハンズオンセミナー
『小児救急電話相談から学ぶ電話受付の応対』を行いました
ハンズオンセミナー
『小児救急電話相談から学ぶ電話受付の応対』
日時:平成30年8月25日(土)9:00~12:00
会場:東京国際フォーラム
講師:福井 聖子
ファシリテーター:5名
《アンケート結果》
参加者 31名(アンケート提出者30名)
大変良かった 23名・良かった8名
《研修内容で良かった点・悪かった点》
●保護者話をちゃんと聴く難しさを感じた。
●具体的事例を聞くことで、問題点や聞く側、かけた側の気持ちがわかりやすかった点がよかった。
●ほかのクリニックの方と意見交換ができ有意義な時間となりました

第28回日本外来小児科学会年次集会に参加しました
平成30年8月24日(金)に開催されました、第28回日本外来小児科学会年次集会にて下記の発表を行いました。
子どもの発熱に関する大阪府#8000事業への電話相談内容
~4月の1歳児の相談内容に着目して~
NPO法人小児救急医療サポートネットワーク 看護師1)医師2)
ユニケア訪問看護ステーション3)
四條畷学園大学看護学部4)
社会医療法人真美会 中野こども病院5)
的場仁美1)3)、宮下佳代子1)4)、坂井利衣1)5)、松尾千加子1)、阿部榮子1)、福井聖子2)
背景:平成29年度大阪府小児救急電話相談(#8000)への相談は、58,187件(1日平均159.4件)あり、発熱に関する相談が最も多い。月別推移では、冬期インフルエンザの発症と夏期アデノウイルス、ムンプスの流行期と一致するが、4月から5月の感染症流行期以外の相談件数も少なくない。小児救急を利用する保護者の不安感の主要因は子育ての経験不足による養育力の低下が挙げられ、特に新年度保育所入園など生活の変化も関連すると考えられる。また近年、低年齢での保育所入園も増加している。そこで1歳児の電話相談の中で4月の発熱に関する相談を分析することにより保護者の不安内容を明らかにし、新学期を迎える保護者が子どもを看ていくために必要とする支援を検討する。
方法:平成29年度大阪府#8000への発熱に関する相談のうち、1歳児の4月の相談について、大阪府独自の電話相談受付票と音声を基に内容を分析した。
結果/考察:平成29年度4月の相談総数は4878件で、1歳児は1325件で全体の27%を占める。うち発熱が695件(52.5%)で、数日前から症状が継続している事例が186件(26.7%)である。生後6か月以降、母体由来の免疫力は低下、様々な感染症の罹患や予防接種を経験し、免疫を獲得しながら子どもは成長していく。しかし「子どもには病気になってほしくない。」と思う親心もある。特に保育所など多くの子どもとの接触や一時的に保護者の養育下を離れた場での生活に不安を抱きやすい。成長していく中で起こりうる事象を踏まえ子どもをどのように看ていくのかを保護者が理解し対応できるような支援が必要である。

電話応対スキルアップ研修会を開催しました
電話応対スキルアップ研修会
~#8000から学ぶクリニックの電話応対~
日時: 平成30年7月14日(土)14:00~16:00
会場: 大阪府看護協会桃谷センター
講師: 福井 聖子
ファシリテーター:1名

平成30年度第4回定期総会
下記の通り定期総会を行いました。
≪日 時≫ 平成30年4月28日(土)14時~15時
≪会 場≫ 大阪府教育会館 たかつガーデン2階
≪正会員数≫ 46名 ≪出席正会員数≫ 25名(内委任状提出者12名)